治療薬の是非
一般的に、ニキビ治療に用いる治療薬は、薬局などでも簡単に購入することができます。
最近では、多くの種類の薬が市販されており、これらは、医師の処方も必要なく、だれでも手にすることができます。
これらの治療薬によって、ニキビ治療に効果が得られる、という方もいらっしゃいます。
しかし、その反面、ニキビ治療薬を自己流に用いた結果、ニキビの症状がさらに悪化したり、他にも赤みやかゆみ、かぶれなどの肌トラブルを発生させてしまったりする、という方もいらっしゃるようです。
市販の治療薬すべてが、ニキビでお悩みの方に、悪影響があるとは言えません。
しかし、これらの外用薬には、角質剥離剤と呼ばれる表皮の角質を剥がして、毛穴の中に詰まった皮脂を取り除くための、成分が使われているものが多くあります。
この角質剥離剤というものは、硫酸カンフルローションとも呼ばれており、黒ニキビや、白ニキビなどの、初期のニキビに効果があるように販売されています。
この硫酸カンフルローションと呼ばれる成分は、欧米などでは、皮膚を乾燥させるなど刺激を与える原因であるとして、ニキビ用治療薬とは認められておりません。
また、さらに赤ニキビなどの炎症を起こしたニキビ用に、イソプロフェンピコノールといった成分の含まれた、抗炎症剤が使用された治療薬もでています。
しかし、アクネ桿菌が増殖し、炎症が始まっている状態のお肌には、なかなか効果が見られないのが現状のようです。
ひとことでニキビと呼ばれるものでも、その症状は一人ひとり異なるものです。
そのため、自己流の判断で、間違った治療薬を処方することは、ニキビを治すどころか、さらなる肌トラブルの原因に、繋がることも考えられます。
最も安全で、確実な選択は、薬局の市販薬を自分の判断で使用する前に、専門の医師に相談し、正しい診断の上で、自分にあった処方薬を得ることが、治療効果を高める最善の方法であるといえるでしょう。