肌周期の乱れによりニキビができる
正常な肌周期(ターンオーバー)が繰り返されているお肌は、皮膚の表面が、汗や皮脂の混ざった、潤いのある皮膚膜に包まれ、弾力のある健康的な表皮の状態を導きます。
しかし、肌周期がスムーズに行われていないと、基底層から押し上げられた皮膚細胞が、最終的に角質層まで達したとき、垢やフケとして、なかなか自然に剥がれ落ちません。
そのため、角質層は垢やフケが多く溜まることにより厚くなり、張りやツヤは、ほとんど失われた状態となり、シワやたるみの原因ともなります。
こうした肌周期の乱れは、健康な肌を作る機能を失い、さらにはニキビや肌荒れといった、さまざまなお肌のトラブルの原因となるのです。
お肌の一番外側にある表皮は、血管は通っておらず、最も薄い部分である目の周りなどでは、0.01ミリという薄さです。
基底細胞で作られる、メラニン色素をつくるメラノサイト(色素細胞)により、紫外線などからお肌を守る重要な役割を果たしています。
また、真皮と呼ばれている表皮の下の部分では、基底層へ栄養や酸素を送り込むための、血管や神経、また汗腺や皮脂腺、コラーゲンやエラスチンなどが存在します。
細胞分裂した皮脂は、肌の中心部分が含まれた真皮で分泌され、毛包を通って、皮膚の表面に開いている毛穴へと押し出されています。
しかし、表面の毛穴が垢やフケなどで塞がれ、厚くなってしまっていると、毛包に皮脂が溜まってしまい、後にニキビが出来てしまうのです。
皮脂腺に多く皮脂が溜まることで、ニキビが出来やすくなる体質を作り、またホルモンの分泌とも深く関わりがあり、思春期やホルモンバランスの崩れからも、多くの皮脂が溜まることにより、ニキビを発生させる原因のひとつに繋がるといえます。
つまり、ニキビのケアは、肌の奥にある肌の内側において、多くの皮脂を溜めず、出口であるお肌の表面の毛穴を、きれいに保つことが重要といえるのです。